ミュージカル/アーティスティックディレクターのAdifarhudを中心に、マレーシア?サインズ大学の音楽学科のクラスメートにより結成された、7人組HIP HOPグループ”Alexander The Phatos”。Cradle Orchestraの「Velvet Ballads」に最も影響を受けたと公言する、ヒップホップにクラシック的ハーモニーを融合させたサウンドで、VIMA 2010(マレーシアの音楽アウォード”VOICE independent Music Awards”の略)の3部門に入賞を果たした彼らが、アジアのフィールドを飛び越え、ワールドワイドな活動をスタートさせるのは、時間の問題だろう。そう断言できるほどの、美しい旋律が矢継ぎ早に繰り出される、音楽を超越した芸術作品に仕上がった1stアルバム「Phatosism / A 21st century cavatina」は、無数のアイディア、個性、想像力、夢を具現化する為に、AndySitiNurhidayah、Layde Dee、Amirah Aliの素晴らしい3人のシンガーと、Nicholas Wonder of Vitium、Dafrosty、Ksatriya、Saphuan Awang、Vandalという5人の才能豊かなラッパーをフィーチャリングに迎え、ヴァイオリニスト、サクソフォニスト、ピアニスト、ギタリスト等、幾人ものゲスト?ミュージシャンが参加。情熱とハーモニーに満ち溢れた、 素晴らしい魅力を放っている。それはまるで、印象派の画家たちが生み出した作品かのような、生命力の塊かの如く。