详细介绍
『The Lovely Breeze for Your Heart~心に風を~』をコンセプトに精力的に音楽活動を続けるYOHKO。 彼女の歌物語のルーツは幼少期にまでさかのぼる。
幼い頃から歌うことが大好きだったYOHKOは、家の内外に構わず、よく大きな声で歌っていた。 彼女と同じように歌うことが好きだった兄と、連日"歌合戦"を行っては母や祖母から怒られるという 微笑ましい毎日。そんな生活を通じて、彼女の心の中に"歌うこと"に対する特別な感情が芽生えていく。
中学生になる頃には、その感情はより大きく、より強いものへと成長を遂げていた。 この頃から彼女は本格的に歌うということに対して意識するようになり、?歌い手になること?を夢の選択肢として見据えるようになる。 また、彼女が初めてステージに立ったのも中学生の時であった。学園祭の舞台で、彼女は友人のピアノを伴奏に 当時流行していたポップソング「長い間」を独唱。ステージに立つことの喜びと楽しさを感じていた。歌い終わった瞬間のYOHKOは身体全体に稲妻が走ったような感覚を受けたのだ。
YOHKOが東京に出てきたのは2003年のこと。大学生としてだった。 中学の頃から英語が好きだった彼女は、高校でも英語を専攻。 進学した大学でも、もちろん英語を専攻した(彼女の優れた英語技術の原点はここにある)。
2003年、夏。YOHKOは同じ学部の仲間が結成した期間限定バンドにゲストヴォーカリストとして参加、中学生以来のステージに立つことになる。
インスタントライヴではあったが、ステージから徒歩10分はかかる駐車場にまで彼女の声は響いた。祭りを楽しむ人々の足を止めた。
YOHKOの歌は確かに人々の心を動かし、大きな反響を呼んだのだ。
このステージをきっかけに、YOHKOは未来を歌に捧げることを決意するのであった。
2005年夏、首都圏でも有名な某ヴォーカルアカデミーに入学。体験入学でその才能を見出され、本格的なヴォイストレーニングを受けるようになる。
その年の末には、デビュー前の平井堅も働いていたという実績がある、名の知れたLiveBarで音楽活動を行うように。常連客は会社のトップばかりだ。
ある日、1人の社長がこう言ったそうだ。「君は此処で終わらせるべきじゃない。六本木で勝負してきなさい。」彼女にとって今でも忘れられない一言である。
オーナーの方針と、YOHKOの考え方にギャップが生じ、YOHKOは悩んだ。
今後も真剣に歌を続けていくために YOHKOはそこでの活動を終了させるが、この経験は彼女にとって大きな自信と経験になった。
また、その年の大晦日には新宿にある大規模で煌びやかなダイニングバーでカウントダウンライヴに参加。 仕事として始めてコーラスを担当した夜だった。ここでYOHKOはコーラスの醍醐味、ハーモニーの楽しさ、そしてやりがいを実感。大切なステージだったと後に振り返る。
2006年にはパーカッション、ギター、キーボードをサポートに迎え、オリジナル楽曲を製作し始める。
ソロシンガーとして本格的に活動をし始めたのだ。決して数は多くないものの、ゆっくり時間をかけて創り出す彼女の楽曲はなんとも心に染みわたる。
彼女の歌声によって心に風が吹くのだ。いつもとは違う世界に導いてくれる不思議な声をもつYOHKOの誕生となる。